なんで”サラリーマンマン俳句”じゃなくて”サラリーマン川柳”っていうか知ってた?

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俳句は575で自然の描写をすること、出来れば季語を入れること

今回、俳句を始めようということで俳句のことを調べてみた。

多分中学校や高校で俳句の授業を受けたんだろうけど覚えてないもんね。

で参考にしたのが下のサイトです。

日本俳句研究会様、勉強させていただきました。

そんなに深く考えることもなく、

  1. 文字数は5,7,5
  2. 出来れば季語をいれる
  3. 自然の描写を文字でおこなう。人間や心情の描写ではないよ
  4. よかったら”けり”とか”や”とか切れ字と呼ばれるものを使ってね

ルールは以上かな?以外と簡単、まあどの世界もそうだけど難しくしようとすればどこまでも難しくなり、色んな流派、派閥が生まれ、金銭が絡んだ話になります。

僕は俳句を始めようというきっかけ、つまり”自分の見た風景を文字で記録する素晴らしさに感銘したこと”を踏まえ、基本独学で楽しみながらやっていきます。

俳句と川柳の違い

サラリーマン川柳とかあるでしょ、あれって俳句と何が違うか知ってました?

川柳も5,7,5なんだって。

じゃあなにが違うんだろ?

前述の日本俳句研究会さんのサイトに俳句と川柳の違いがまとめられてましたので引用します。

以下、引用

 俳句は、俳諧の連歌の発句(最初の句)が単独で作られるようになったものです。
 川柳は、付け句が独立したものです。

ポイント

季語の有無 俳句では季語は、ほぼ必須とされていますが、川柳では無くても良いです。

切れ字の有無 俳句には句を切るための「や」「かな」「けり」といった切れ字が重要とされていますが、川柳では切れ字は重要視されていません。

文語体と口語体 俳句は書き言葉の文語体が一般的ですが、川柳では話し言葉の口語体が一般的です。これは切れ字が文語体であるためです。日常会話で「名月や」「広野かな」なんて言葉は使いませんからね。

自然と人事 俳句は自然や四季を詠むものですが、川柳は人間模様や社会風刺を題材にします。サラリーマンの悲哀や苦労を描いたサラリーマン川柳などが人気です。また、俳句のように余韻を残さず、自分の気持ちをストレートに表現するのも特徴です。

境界はあいまい 川柳は俳句と同様、俳諧の連歌を起源とします。五・七・五の定型詩であることも共通しています。このため、両者の違いはあいまいで、きっぱり線引きするのは難しいです。自分では俳句のつもりで作ったのに他人から「いい川柳だね」と言われることもあります。

なんか川柳も気持ちや心情を表すのにいいね。だからサラリーマン俳句じゃなくてサラリーマン川柳なのね。納得。

僕の理解では俳句は風景を言葉で描写する技巧ということになります。

そして、その技巧はカメラで例えると

  • 季語がフィルター
  • 切れ字が露出
  • 5,7,5のリズムがシャッタースピード
  • 字余り、字足らずなどはフォーカス

かな?ちょい、例えに無理あり?ただ僕が言いたいのは俳句って写真と同じでただ風景を写すといってもね、同じ風景でも技巧により見た時のインパクトが全然違うということです。

September Gold
photo by Colin
generated by FlickURL

さて季語について考えてみましょう。

季語は絶対に必要なのか?→審査員次第みたい

無季語俳句という言葉があるくらいなので、なくても季語はいいです。

あえて言うと教えてもらう先生や俳句コンテストの審査員次第ですよ。まあ何のために俳句を作るかによると思います。人に認められたいかとか?俳句で有名になりたいか?とか、、、

僕はせっかくだから俳句これから人様に見て評価して欲しいです。

別に有名になりたいわけではなくて、きちんと基本ルールを守った俳句になっているか知りたいだけです。

ところで季語と歳時記は切り離すことができません。

ウィキペディアによると歳時記とは

“歳時記(さいじき)は、「歳事記」とも書き元々、四季の事物や年中行事などをまとめた書物のことであった。江戸時代以降の日本では、主として俳諧俳句季語を集めて分類し、季語ごとに解説と例句を加えた書物のことを指すようになった。”

でも僕は日本の四季の様々な事象を言葉で表した季語、そして歳時記を知る事により、豊かな人生になると思っています。

だって心の余裕が欲しいじゃないですか?

きごさい歳時記という季語を探しやすいサイトを見つけました。

例えば”猿酒”という秋の季語があります。

解説によると

猿が貯えておいた木の実が、木の洞や岩の窪みの中で雨滴と共に 醸され酒のようになったもの。狩人や樵が味わったというが、空 想的な季語でもある。山深い暮らしぶりの雰囲気がある。

なんですって。僕は”猿酒”という単語ひとつでここまで語る事が出来る季語や歳時記、美しい日本語ってとても面白いと思います。

俳句を通じて季語や歳時記に触れることが楽しいプロセスだと思うのであえて季語を使います。

そう俳句を作るために良い風景を見たり、季語や歳時記に触れるプロセスを楽しみながら上達してゆきたいですね。

しかし、始めて意識して覚えた季語が”猿酒”とはやっぱりお酒が好きみたいです、、、

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