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何度かチャレンジした牛タン塩釜焼きだけど気になる上部の焼き上がり
僕は今まで今まで何度となく牛タンの塩釜焼きなる料理をしてきました。
何度も作るということはそれだけこの料理美味しいということなんですよね。
↓こんな1キロはあろうかという牛タンを丸ごと一本塩釜焼きにするわけです。
このサイトでもフライパンや七輪で牛タンを丸ごと一本料理したことを紹介してきました。
でもなんか気になる部分があって解決法を模索してきました。
それは火がある下部に対して上部の焼け上がりが少し弱いということです。
塩釜にしていて牛タン全体に熱が回りやすくなっているという特性上、この差はかなりなくなっていますが、前回七輪で料理した時はかなり気になっておりました。
↓こんな風に塩釜にするわけですが。
↓肉の上部の焼き上がりがイマイチ
↓この時は残念ながらフライパンで二度焼きを妻にお願いするハメになりました。
百均で揃えたアルミプレートでお手製ダッヂオーブンを作りました。
この焼き具合上下差をどうするか?
もう答えはもう出ています。
オーブンかダッジオーブンを使えば良いわけです。
上下から火を当てれば焼きムラがなくなるのは当然ですね。
でもうちにはオーブンがありません。。。
ダッジオーブンはコストコでも安く売っていますがモノを増やすことは僕の趣味ではありません。
ということでダッジオーブンを手作り(使い捨て)することにしました。
でも作ると言っては語弊があるかもしれません。実際はただ2枚重ねてダッジオーブンにしているだけですから。。。
↓まずは百均でこんな厚手のアルミプレートを2枚買ってきます。
↓サイズ感はこんな感じです。厚さが6センチあるか二枚重ねたら12センチです。塩釜にした牛タンがキチンと収まります。
↓七輪に鉄板(極厚9ミリ)を乗っけてからアルミプレートに塩で固めた牛タンの上から更にアルミプレートで蓋をしてから最後に上に豆炭を乗っけた即席ダッジオーブン。
この極厚9mmの鉄板は蓄熱性も高く、安定した遠赤外線効果が期待出来る便利なギアです。
牛タンの塩釜焼きの食材の準備
↓材料は、卵白4個、ローズマリー、塩1.7キロ
↓塩に少しずつ良く溶かした卵白を入れて混ぜるべし、混ぜるべし、ガシガシ
↓よくキッチンタオルでドリップを拭いた牛タンを塩のベッドに寝かせて、上にローズマリーでも乗っけときまひょ。
牛タンの下ばかり焦げないに塩のベッドはシモンズくらいふんわりとさせてください。
↓その上から又塩を盛って❤️盛って❤️盛って❤️、そして固めて💗固めて💗
↓こんな感じで一先ず食材の準備終了です。
肉の中心温度を知りたい為に購入した武器、遠隔モニタリング出来る肉温度計
さて食材の準備も出来たことだし焼きに入る前に僕の新兵器をご案内したい。
それは遠隔で温度のモニタリングが出来る肉温度計です。
↓Proveとよばれる鋭い針のようなものが2つついているので二箇所の温度を測れます。
Inkbird IRF-2S BBQ デジタル温度計といいます。
なんと300m離れても大丈夫なんですって
↓ジャーン、これでーす。小さいほうから二本、温度計用のケーブルがニョキニョキ出てProbe を肉に差し込みます。そして大きい方で遠隔で温度を測れます。お部屋で様子がうかがえます。
↓こんな感じで肉の真ん中に右と左からぶちさします。
気持ち、肉の中心部よりやや上の方に刺しました。上部の火力が心配なもんで。。。
↓横からみた方がProveが刺さっている方向がわかりやすいね。
↓拡大したところ、アルミプレートを少しハサミで切って収まりを良くしました。
↓アルミプレートを上から被せたところです。煙がでないように上下のアルミプレートの端をまとめて下向き折り曲げます。
↓セット完了です。
↓後はお部屋で酒でも飲みながら温度の推移を観察してゆきます。
我が家はミディアムが好みなので肉の中心温度の目標は58-60℃です。
肉温度計(Inkbird IRF-2S BBQ デジタル温度計)の温度推移
37分経ったところです。
上の47度は左のProveで下の44度は右のProveの温度です。
まだですね。
44分経ったところです。
上の60度は左のProve、下の52度は右のProveの温度です。
うーん、このバラツキは何だろう?Proveのさした位置が中心からややずれていたんだろうか?。。。だけど52度はまだ早いぞ。まだ待とう。
55分経ったところです。
上の69度は左のProveで下の60度は右のProveの温度です。
左のProveで測った肉温度はもう限界なんで七輪から外しました。 もう我慢できません!右も60度に達したから良いでしょう。
牛タンの仕上がりはいかがかな?
さあ肉の仕上がりはどうかな?
肉の真ん中から下、火が入り過ぎてないかドキドキ。
上部もきちんと火が入っているかな?
↓塩釜の上部にこんがり色がついています。このこんがり色がもっとつくように上部の炭は多くしなきゃいけなかったね。
↓塩釜の開帳でーす!アルミプレートごと捨てればいいから後片付けは楽ちんです。
↓ハダカになった牛タン、お久しぶりです💗
↓チョイとやすませてからカットしてゆきます。塩釜から出します。塩釜の中で予想以上に温度が上がったら嫌だからです。
真っ二つにカットしたら均等なピンク色のミディアムレアです。いい感じ。
↓なんか美味しそうじゃない?
↓盛り付けしました。
実際食べてみて感想は、炭火でじっくり塩釜焼きにしたのでとても柔らかく、牛タンのお味も凝縮されて合格点あげれると思いました。
今日も赤ワインがすすみました。
今後の課題
今回、肉温度計で肉の内部温度計の推移を見ながら塩釜焼きにしてみましたが今後の課題はあります。
- 次回は上部に炭の7割を配置する勢いでもよいかも。
- 牛タン以外の牛ももブロックとかでもチャレンジしてみたい。技術が上がったら豚とか羊もためしたい。
↓似たようなリモート管理出来る肉温度計はこんなのもありますよ。
実はこのアルミプレートを使った調理方法はBBQ芸人たけだバーベキューさんの記事をみてヒントを得たものです。
いいこと教わりました。
ダッチオーブン便利だと思うけどかさばるし洗うの面倒だもん。
以上