まず最初に美味しそうにジュージュー音を出して焼かれている僕が焼いているトマホークステーキの1分動画をご覧あれ。
今回はこのトマホークステーキの記事です。
お腹が空いているなんて方は閲覧注意です。
ジュージュー音にやられてしまいますよ‼️
目次
本物のトマホークステーキとはこのことか!
さて以前の記事でコストコの骨付きリブロースステーキを扱いました。
この肉は骨の部分が少ないので本来カウボーイステーキと呼ぶことが多いとの注釈付きでトマホークステーキとして紹介していました。
しかしこの度、コストコから新製品として、ながーい骨付きのトマホークステーキが発売されたのです。といっても期間限定です。
コストコさんは時々スペシャルな肉を期間限定で販売するんです。
いつだったかTボーンステーキを買いそびれて後悔しております。。。コストコさん、またお願いしますね。
で、今回のトマホークステーキ。いやービックリですよ。
だってみてください。こちらの画像、、骨の部分が長すぎて、、流通効率が無茶苦茶悪そうです。。
↓堂々とコストコ精肉コーナーに鎮座するトマホーク様、肉のグレードはチョイスグレードです。
↓1172グラムで4,899円、グラムで418円、ちなみに商品表示は骨付きリブロースステーキです。
前回のカウボーイステーキ(下段の写真)と商品表示は一緒です。
↓カウボーイステーキ(今となってはトマホークとは言えません)の商品表示、なぜかグラムで399円と今回より安かった。。。
↓トマホークステーキとビールとのサイズ比較。プレゼン能力ハンパないっす。
正に”真”トマホークステーキです。
↓厚みは4.5cmほど、まあ合格です。カウボーイステーキはもう少し厚かったですけど。
↓参考までに昨年コストコで購入したカウボーイステーキ(以前の記事ではトマホークステーキとしてご案内)の写真、肉の部分は同じリブロースなんですよね。
厚みは実は今回のトマホークステーキよりも厚く6cm弱でした。(嫌味)
最近のコストコ肉の厚みに関しては”日本人ならこのくらいの厚みにしとけば充分だろう”的な感じが見受けられ少し残念です。
↓4月10日付のコストコメールマガジンでもご案内されてました。
期間限定ですよ。お早めに。
厚切りステーキを自宅で美味しく焼きあげるためのツール
さあトマフォークステーキを焼いてゆきませう!!
僕のステーキを焼くための四大ツールです。
こいつらなしでは、僕は自宅で厚切りステーキは焼けません。
改めてご案内します。
- 七輪
- 極厚鉄板グリル(9mm)と高さ調整台
- メスキート配合の豆炭とウッドチップ
- 肉温度計-ステーキチャンプ
詳しくは下記の2つの過去記事をご参照ください。
特に肉温度計のステーキチャンプは重要ですね。
外気温、肉の厚み、火加減、裏表のひっくり返し回数などの要素で決定される焼き加減、これはいまだに判別が難しいです。
一度”いきなりステーキ”に行って修行しないとだめかも。
ステーキチャンプがあれば、ミディアムレア、ミディアム、ミディアムウェルと焼き加減をランプの色で教えてくれるんです。
本当に便利ですし手放せません。生焼けなんて嫌ですからね。
最近は嫁のリクエストによりミディアムレア(緑)ではなくミディアム(オレンジ色)に焼きあがりを心がけしています。
トマフォークステーキにヒッコリーとメスキートの香りをまとわせる
今回はメスキート配合の豆炭とともにヒッコリーのスモークチップを使い、トマフォークステーキに香りをまとわせます。
燻製までとはいきませんが香りをまとわせることによりステーキが一段階グレードがあがった感ありますよ。
今回は豆炭のメスキートの香りと、スモークチップのヒッコリーの香りのブレンドを楽しみます。
どんな香りか?と言われても表現に困りますね。他のサイトを見てもなかなか香りの雰囲気が具体的に分かるものは探すことは出来ませんでした。
なので僕の主観によるメスキートとヒッコリーの香りに関して、頭に浮かんだキーワードをあえてご案内します。
貧弱な表現方法に前もって陳謝します。。ペコリン🙇♂️
メスキートの香りの評価
⇨甘い、力強い、芳醇
ヒッコリーの香りの評価
⇨ライト、抜ける、さわやか、すがすがしい
この香付、つまり燻煙出来るのがスリットの入った鉄板グリルの魅力ですね。
9mmと極厚ですので蓄積効果抜群で安定した火力になりますし、網とはまったくステーキの焼きやすさが違います。
製作元の鉄板工房 M.MFACTORYさんに感謝です。
ウェーバーとかコールマンのバーベキューグリルを買いたいけど僕のように置くスペースに困る方は
七輪➕厚焼き鉄板グリル
をお勧めします。
トマフォークステーキの焼き方を写真付で完全紹介
さあ実際に焼いていきましょうか。
以下は、今現在の僕が持っているツールによるベストと思われる焼き方です。
皆さん、それぞれステーキの焼き方には一家言あろうかと思いますのでご参考まで。
ちなみに七輪は家の中ではなく玄関先で使っています。
事前にに周りの家で洗濯物を干していないのを確認します。炭の香りが付きますからね。
↓七輪に一分炭をいれて火起こし、簡単です。
↓前回使用したキングスフォードのメスキート配合の豆炭と新しい豆炭を使用します。
豆炭は七輪にぶっこんでおいて火を回しておきます。
鉄板グリルも七輪の上で温めておいて熱をしっかり蓄えておいてくださいね。
高さ調整台はこの時点では不要です。
↓キャメロンズのスモークチップ、今回はヒッコリーを水に浸しておきます。がっつり4掴みくらいいっときました。
ちまちましない性分です。
↓豆炭が白くなってきたら水で浸したスモークチップを半分、豆炭の上に撒きます。
↓鉄板グリルとステーキを素早く置きます。
この時に肉温度計をステーキに打ちさします。
↓香りを少しでも閉じ込めるために蓋をしますが肉が大きくて、蓋が浮いています。。。
ま、ないよりいいか。。。
この時点では高さ調整台がないので強火ということになります。
片面4分この状態を保ち、再度残りの半分のスモークチップを撒き、肉の裏をまた4分間、強火で焼き、そして燻します。
↓その後、高さ調整台を鉄板グリルと七輪の間に噛ませ、やや遠火にし30秒づつ裏返しにします。
七輪だと大きなステーキグリルのように強火と弱火を分けるゾーニングと呼ばれる技が出来ないので高さ調整台はあると便利です。
肉を動かしたくないという方も多いとは思いますが、僕はハロルドマギーの科学的調理法により肉を頻繁に裏返すべしという理論に従い30秒ごとにひっくり返します。
↓肉に横から刺さっているのは肉温度計のステーキチャンプです。
このステーキチャンプが緑色にすばやく点滅したらミディアムレアの完成でミディアムはオレンジ色です。
今回はミディアムにしたいのでオレンジまで職人のように30秒ごとにステーキ肉をひっくり返します。
僕にとってこの肉をひっくり返しているひと時はとてもとても楽しいんです。
まさに至高の瞬間です。
この後、オレンジ色に点滅するまで、肉を焼き始めてから約30分が経っていました。
やはり、ボリュームがあるステーキ肉は時間がかかります。
実食、やはり骨つき肉はうまいね
骨つき肉って皆さんどう感じます?
僕は貧乏性なんで食べれない骨にお金を出すのはもったいないなーと思ってます。
しかし骨つき肉の骨の周りは美味しいですよね。これは骨の成分である髄液により肉が柔らかくなり、かつ旨味が増すからなんです。
そういう点ではトマホークステーキの剥き出しの骨の部分なんて食べ物としては無意味ですね。
だけどもトマホークステーキのビジュアルは焼く者、見る者、食べる者を興奮させます。
こんな興奮が自宅で高いお金を払わず味わえることに意味があるんですな。
こんなのレストランで食べたらいくらするのよ?メスキートとヒッコリーの香りがしてUSビーフチョイスグレードのトマフォークステーキだぜ!
食してから数日経ってこの記事を書いていますが、いまだに “あー、美味しかった。また食べたいなー”と思うほどです。
さすがにチョイスグレードのUSビーフです。肉汁が閉じ込められてジューシーなんですー。
あと香り豊かでお肉の味が後ひくんです。
いやー美味しかったです。
↓最近我が家で流行りのミディアムです。(ミディアムレアももちろん好きですよ)
↓ビューティホー‼️
↓盛り付けです。赤ワインといただきました。もはやトマフォークステーキの影はなし
まさに自宅が高級ステーキ屋さんになった1日でした。
おわり
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